新しいことを始めるときや、未経験のことをやってみるとき。
焦りや不安がつきまとうこともあります。
周りから見れば分かることも、自分のことだと分からなくなる
不思議なもので、周囲から見ていれば「どっちの道のほうがいい」と分かるのですが、
誰しも、自分のことになると、急に見えなく・分からなくなってしまいます。
そういった状況に陥っている時、あるいは、焦りや不安がつきまとってくる時、
私たちは、どうすればいいのでしょうか。
必要なのは、「未来側から自分を見てみる」ことです。
今は進退窮まるような大問題でも、未来のあなたから見れば、ちっぽけな問題だと考えてみてください。
擬似幽体離脱で、未来から今の自分を見てみる
そうは言っても……と思うのであれば、体を動かして試してみるのもありです。
今座っているのであれば、その場所から立つ。
そして、5メートルほど離れた場所に移動して、その椅子を眺める。
先程までその椅子に座っていた自分を、想像してみてください。
ここであなたは、未来の自分、例えば3年後の自分になりきって、今の自分(椅子に座っている自分)に質問をしてみます。
あるいは、椅子に座っている自分へのアドバイスを考えてみてください。
- 今悩んでるみたいだけど、次はどんな行動をする?
- リフレッシュするために、これから何をする?
- 3年後には全部解決してるから、あんまり思いつめるなよ!
- 今悩んでることは3年後にはあんまり覚えてないから、記録しておいてね!
この方法は、自宅だけでなく、駅のホームなどでもできます。
「擬似幽体離脱で、過去の自分を眺める」という表現もできますね。
過去の自分に、手紙を書いて分かること
もし、そういった方法を試すのも難しいなら、過去の自分に手紙を書くことから始めてみてください。
過去の自分に書いた手紙の内容を読み返してみると、過去の時点で感じていた悩みのサイズが、現在はそこまで大きくないことがわかります。
未来から現在を見たときも、同じことが言えるんです。
焦りや不安の「実像」を取り戻そう
今考えている悩み・焦り・不安も、未来から見てみれば、しょせんは全て「小さなこと」です。
焦りや不安は、気にすると大きくなっていきます。
未来の自分を擬似的に作って眺めることで、焦りや不安の「実像」を取り戻し、落ち着いて行動できる自分を手に入れてくださいね。
お読みいただき、ありがとうこざいました!