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「言葉にすること」の難しさ

ゆう
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私はブログを日本語で書いています。
そして、あなたはこのブログを日本語で認識して読んでいます。

その間にあるのは「言葉」ですね。
この「言葉」、そして「言葉にすること」の難しさを、
ここ最近は強く実感しています。

身近にある、背景が違う言葉たち

例えばこんな感じ。

・女子高校生が好きなクラスメイトに告白するときの「好きだよ」
・浮気している妻帯者が、愛人に囁く「好きだよ」
・母親が息子に言う「好きだよ」
・オタクが本命のアイドルに向かって叫ぶ「好きだよ!!!!!」

おなじ4文字の「好きだよ」でも、背景が全く違うことが分かると思います。

上に挙げたものは極端な例ですが、身近なところで、こういった
「言葉することにより、背景が削ぎ落とされてしまう」
ことが、少なからずあるのではないでしょうか。

自己啓発の分野で言えば、
「思考は現実化する」なんかもこの部類です。

これ、「頭で考えたことがそのまま現実になる!」
って意味では決してないんです。

SNSの投稿の、背景を読み取る

私自身、過去に小説を書いていたこともあり、
言葉との付き合い方を考えてきました。

現代は、SNSなどのインターネットサービスを使って、
誰でも言葉を使って自分を表現できる時代です。

「今日は友達とプールで大はしゃぎ♪」

みたいな投稿があったとき、
その友達とは実は10年ぶりで今まで仲違いしていた!
みたいなことは、言葉からだけでは分からない。

「言葉することにより、背景が削ぎ落とされてしまう」
というのは、こういった事実も含まれていると思います。
かと言って、それを全部言っては面白みに欠けるんですよね。

だから、「言葉を受け取る側」は、
相手のこれまでの行動を見て、その背景を探る。

「言葉を発する側」は、自分が相手に見せる背景を
コントロールしていけるように、筋道を立てて言葉を使う。

これも、言葉にすると腹の探り合いみたいに
聞こえてしまうのが厄介ですね……。

引き続き考えていくために

「言葉にすると背景が削ぎ落とされてしまう」こと、
もう少し継続して考えてみたいと思います。

あなたの気づいたことがあれば、教えてもらえると嬉しいです。

お読みいただき、ありがとうございました!

ABOUT ME
ゆう
ゆう
情シス正社員から転身し、リモートワークの複業コーポレート&ビアバースタッフのパラレルキャリアを実践中。ITツールやアプリを活用して、個人のタスクとプロジェクトを管理しています。フレンチトーストとクラフトビールが好き。
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