「アウトプットが大事」とは言うけれど……
日々考えていることや、思いついたことをメモする。
まいにち日記を書く。
そんな「アウトプットが大事だ」という話を、
いろんなところで目にします。
ただ、大事とは言いますが、
毎日やるのは難しい……と思っていませんか?
アウトプットすることの効果
そこで、実際のところ、
「アウトプット」には、どんな効果があるんだろう?
と、考えてみました。
人間の脳は、絶えず何かを考え続けています。
私やあなたが「考えているな」と認識しているのは
全体の5%ほどで、残り95%は、
無意識下で考え続けているとも言われています。
日々、考えをアウトプットすることで、
「無意識のうちに使っている思考パターン」
を知ることができます。
そして、
「無意識のうちに使っている思考パターン」
は、周りにいる人や、環境の影響を受けまくっています。
「自分探し」しても見つからないわけだ!
と思うくらいに。
私の場合は、「ふと思いついたこと」を、
iPhoneのメモ帳に記録しています。
これを読み返してみると、
周りの影響を受けてものを考えていることが、
とても多いことに気づきました。
行動と同じように、思考にも「習慣」がある。
アウトプットを続けることで、
「私はどんな思考の習慣を持っているか?」
を見つけることができるんです。
アウトプットは「習慣を変える第一歩」
習慣にもいろいろあって、
・意識的に考えていること
・無意識のうちに使っている思考パターン
・感情や、刺激に対しての感じ方
・行動
これら4つ全部に「習慣」があり、
相互に影響しながら、
あなたという存在が作られています。
もちろん、習慣を変えることは可能です。
「習慣を変えたい!」と思ったときは、
「行動」へのテコ入れから始める必要があります。
行動を変えると決めたら、
意識的に考えていることも変わりますよね。
それを続けていくと、
気づけば感じ方や思考パターンも変わっていきます。
思いついたことを1日記録してみよう
たかがアウトプット、
されどアウトプットです。
第一の行動としての「アウトプット」は、
意識的に考えていることや、
思考パターンにも影響を及ぼします。
あなたの習慣を変え、
あなたを変えていくことができる「行動」です。
まずは、ふと思ったことを、1日記録してみてください。
誰にも見せる必要はありません。
また、「こんなことを考えなきゃ」
「こんなことを考えている私は駄目だ」
と思う必要もありません。
習慣があなたや私を作っているなら、
「習慣を知る」イコール「自分を知る」ことです。
次の一歩が、そこから生まれることでしょう。
お読みいただき、ありがとうございました!