ツールはやりたいことをやるために活用するのだ
こんにちは、ゆう(@yuhlabo)です。
便利なアプリやツール、クラウドサービスは世の中に星の数ほどありますが、いろいろ使ってみて、次の3点を強く実感しました。
- 「ツールを使いたい」モチベーションはほとんど続かない
- 「やりたい」先行で道具としてツールを活用するとうまく回る
- ノウハウは調べれば出てくるが、WhyやWhatは自分の中にしかない
これらについて、今思っていることを書いていきます。
ツールを使いたいモチベーションはほとんど続かない
これ便利そうだな!使ってみよう!と使い始めたアプリやツールは、得てして長続きしません。
先日、読書ログをGoogleスプレッドシートからNotionに移行しようとしましたが、あまりしっくりせず戻しました。今思い返してみれば、Notionを実際に使ってみたいだけだったのだなーと分かります……。
まあタイミングが今ではないだけなのでしょう。もしかしたら1年後とかにバリバリ使ってるかもしれないし。
アプリが悪いわけではなく、自分が悪いわけでもなく(私この言い回しよく使うよね)、タイミングの問題なだけです。どんなに便利なアプリでも、今の自分に活用できるかはまた別の話。アプリを使い続けるモチベーションは長続きしません。モチベーションと表現するのも適切ではないのでしょう。
どれだけ便利なツールであっても、自分の目的に合っていなければ使う意味はありません。全ての記録に無理してNotionやEvernoteを使う必要はなく、課題を解決できるなら紙のノートでも良いわけです。
Notion自体は会社で使う機会があるので、無理して個人で使わなくてもいいか〜と落ち着きました。
「やりたい」を先行させてツールを活用するとうまく回る
逆に、「やりたい」を先行させて使えるようになったツールも多いです。解決したい問題があって、その解決策として使い始めたツールは、まるで自分の手に馴染むように活用できています。
私の場合、例えばAfter Effectsなどが良い例です。動画を作りたい欲求が先にあり、全く知識のない状態からAfter Effectsを使い始めました。マニュアルやチュートリアル、レクチャー動画を見つつ初めて動画が完成したときの喜びはひとしおで、次は何をやろうかな?とワクワクしています。「After Effectsを使いたい」ありきで始まっていたら続いてはいないでしょう。
周囲が使っているツールだから、話題になっているから、何となく良さそうだから、そういう理由で無理にツールを使い始めると、目的を見失って暗礁に乗り上げます。自分が必要なときに、必要なツールを使えばいいのです。目的ありきで使うのが一番です。
アプリやサービス、ツールは課題を解決するために使う道具です。軽率に使ってみるのも良いですが、長続きするかしないかの分岐点はこの「課題・やりたいことの有無」のようです。
ただ、アプリやツール自体が自分に合うかどうかの相性もあるので、課題に適したツールを使えば必ずOK!とも限らないのはちょっと厄介なところ。その辺りは試行錯誤ポイントです。
ノウハウは調べれば出るが、WhyやWhatは自分の中にしかない
インターネットであらゆる情報を調べられるようになり、ツールの使い方はGoogleで検索すればすぐに出てくるようになりました。
しかし、そのツールを使って何をしたいのか(What)・なぜそのツールを使うのか(Why)は、Googleの検索結果には出てきません。ツールを使って何をするかは、人によって違うのです。他人に聞いても、Googleに聞いても、自分の中にあるWhatやWhyは検索結果に表示されません。
自分なりの理由がないままツールを使い続けるのは、本末転倒で、どこか虚しさすら感じます。
ノウハウは調べれば出てきますが、WhyやWhatは自分の中にしかないんですよね。
やりたいことをやるために、WhyやWhatを達成するために、いろんなツールを触り、試してみる。その中で、自分の生活や行動に合ったツールが見つけられると良いですね!