「やりたいこと」を優先しても、上手くいかないときに
人と関わる場や、人付き合いにおいて、
「自分がどうしたいのか」と、「自分がどうあればその場が良くなるのか」。
この2つが別であるケースは、どんな場面でも多いものです。
前者をゴリ押しするあまり、人付き合いがうまくいかないことってあるんじゃないか?
そんなことを、考えています。
自分ばかりではうまくいかない
例えば、自分の話をしたいとき。
どうしたいのか:
「自分がしたい話がある」
どうあればその場が良くなるのか:
「自分が聞いたほうがスムーズに場が運んで、最終的に自分にもいい影響がある」
といった違いがあるケースも、十分にあり得ます。
この例の場合、自分がしたい話があるがために、とにかく喋ろうとします。
しかし、空回りをして相手に伝わらず、場の雰囲気がぎくしゃくしてしまう。
結果、自分が伝えたいことも伝えられず、場の空気も微妙になる。
何もいいことがありません。
パートナーとの飲み会で、思い至ったこと
先程の例は私自身の話で、パートナーとお酒を飲んでいる時に、思い至ったことです。
自分が話したいことを、ワーッと話そうとすればするほど、空回りしてしまうことが分かっていました。
そこで、自分の話したいことは、いったん脇によけておいて、相手の話を聞く体制を整えました。
結果、会話の流れの中で、自分のしたい話もすることができたんです。
「自分がどうあれば、この場が良くなるのか?」を考えた結果です。
どんな役回りが向いているかは、他人に聞くのが早い
「自分がどうあればその場が良くなるか」は、自分だけでは分からないケースが多いです。
「自分がどうしたいのか」が邪魔して、見えなくなりがちです。
あなたのことは、あなただけで考えていても、案外分からないものです。
もし分からないときは、他の人に聞いてみるのも一手。
「私ってどんなことで役に立ってる?」
「この場だと、どういう役回りとして動いてるように見える?」
状況が悪くなっているなら、やり方は変えたほうがいい
自分のやりたいことをやっているはずなのに、状況が悪いほう、悪いほうに向かっている……。
そんな時は、やっぱり、やり方が違うということです。
「自分がどうあればその場が良くなるか」は、自分自身が心地よく進むためにも、考え続けていきたいですね。
お読みいただき、ありがとうございました!