スマホ以上、最強の暇つぶしは「考える遊び」だ!
暇つぶしに使える遊び道具を、私たちは例外なく持っています。
それは「頭」です。
考えることは、何よりも楽しい暇つぶしになるんです。
暇つぶしツールがスマートフォンになった現代
スマートフォンが普及して、PCでやっていたことは、ほとんどスマホでできるような時代になりました。
便利な世の中です。
調べものやSNS、アプリゲームなど、手に収まるスマホに全部入っています。
ただ、あまりにも、皆スマホを見てばかり。
電車に乗っている人が、どのくらいスマホを使っているか、観察してみたことはありますか?
電車の中では、みんな下を向いて、ほとんどの人がスマホに目を向けています。
けっこうビックリしますよ。ぜひやってみてください。
ここまでくると、スマホが使えなくなったり、なくなったりすると、時間が経つのが遅く感じる……暇だ……と思ってしまうんじゃないか?と、心配になってしまうほどです。
実際にそういう事態になったことも、あるんじゃないかなと思います。
スマホ以上の暇つぶしツールと、その使い方
暇を潰すのに一番最適で、お金もかからず、スマホのように視力も落ちない、最高の遊び道具があります。
その遊び道具は、「頭」です。
頭を使って、考えることで、無限に遊びを生み出すことができます。
私が電車内でやっている「考える遊び」を、いくつかお話ししますね。
窓の外に忍者を走らせる
電車の移動では、景色が流れて移り変わっていきます。
流れていく景色の、家やアパート等の屋根に、想像上の忍者を勝手に走らせます。
どんな見た目で、どんな服で、名前は?男性か女性(くノ一)か?電車が停車している時は、その忍者はどうしているか?
そんな設定を作り込みながら、電車の窓から見てる景色に走る忍者を想像します。
小学校の頃に、同じことをやっていた人が意外といた、という話を最近になって聞きました。
向かい側に座る人の1日を、めっちゃリアルに想像してみる
スマホから顔を上げて、視界に入ったひとりを見てください。
その人は、どんな会社に勤めていると思いますか?学生なら何年生?
どんな家に住んでいて、家族構成はどうなっているか?今日は何時に起きて、どんな朝ごはんを食べて、どういうルートでどこに向かおうとしているか……?
といった感じで、その人の生活を、勝手に頭の中で作っていきます。
どれだけ細かく作ったとしても、本人に伝えるわけではないので問題ありません。
電子機器や携帯電話の仕組みを考えてみる
今持っているスマホ。「画面にタッチしたら反応するのはなぜだろう?」と考えてみる。
考えるだけなので、技術的に正解か、不正解かはどうでもいいんです。
「中で小人が頑張っている」と仮定するなら、その小人はどのくらいのサイズで?画面にタッチしてすぐ反応するということは素早いのかな?何人体制かな?と考えても構いません。
ちなみにこの遊びは、「携帯電話瞑想」として、苫米地英人さんの本でも紹介されていました。
パッと目についた物の製造工程を想像する
割と何でもいいんです。手帳でも、財布でも、ボールペンでも、イヤホンでも。
どういうパーツ構成で、そのパーツがベルトコンベアに流れてきて、自動的に組み上げられて、人の手で品質をチェックされてから梱包されて、トラックに積まれて、配送センターまで送られて……。
といった感じで、パッと目に入った物が「自分の手に届くまで」を、細かく想像してみます。
商品の製造工程って、意外なところで人の手が入っていたり、意外なところが自動化・機械化されていることがあって、答え合わせができるならもっと面白くなるな、と思っています。
いつもやっていることを疑ってみる
スマホに入っているアプリゲーム。
「このアプリゲームって、本当に楽しい?」と、改めて考えてみるのも、いいかもしれません。
意外と、「いつもやってるから、続けてるだけ」って理由だったりするかも。
想像力を高めることで得られるメリット
こんな「頭を使った遊び」を繰り返していくと、嫌でも想像力は上がっていきます。
想像力を高めることで、得られるメリットはたくさんあります。
想像力が増して仕事がスムーズになった
与えられた仕事でも、その裏でどんな人が動いているかを考えるクセがつきます。
目の前のことだけでなく、その先の仕事に必要なことを想像しやすくなります。
人間関係も対応しやすくなった
「遅刻します」と連絡してきた友人をただ怒るのではなく、「どんな事情があって遅刻になったんだろう?」と想像します。
そうすると、心の余裕が生まれます。
遅刻を許す・許さないは別の問題として、その場で落ち着いて対応できるようになります。
どこに行っても、割とひとりで楽しくすごせるようになった
初めて行く場所や、知り合いのいない場所など、ついスマホに目を落としてしまいがち。
ですが、スマホの画面の中にはないものが、目の前には広がっているはずです。
頭を使って考える、そのネタ探しのために、「スマホの画面の中にはないもの」を探していくと、自分の知っている世界が、どんどん広がって行く楽しさを感じられます。
無限に遊びを生み出して、ゴキゲンになろう!
道具のいらない、最高の遊びは「頭を使うこと」です。
頭を使って、考えることで、無限に遊びを生み出すことができます。
道具のいらない遊びで、自分からゴキゲンになっていきましょう!