どんな数値も人次第。視力検査の結果が教えてくれること
当方、視力検査の数値を信じていません
私は、視力検査の数値があまり良くありません。
右目は0.1以下で乱視あり、左目は0.4~0.6を行ったり来たり。
眼鏡も作っていますが、免許更新と観劇用で、日常ではほとんど使いません。
人に言ったら驚かれることのひとつです。話題作りになるので助かっています。
ただ、認識がざっくりしているのか、物を見間違えることがけっこうあります。
例えば今朝。
女性の肩かけカバンからモサッと出ている茶色いタオルを、プードル的な小型犬に見間違えました。
我ながら雑だな!?とは思います。
とは言っても、視力検査の数値って、ランドルト環(片目を隠して見る、Cの形をしたやつ)の開いている部分と、目で作られる角度の逆数なんですよ。
【参考】 視力1.0の基準はなに?
Cがはっきり見えていることが前提なんです。
となると、極度の乱視は、そもそもうまく視力検査できないのかもしれません。
そういうこともあり、視力検査の数値を、あまり信用していない私です。
何でも数値化できる時代、その使い方は人次第
そもそも、身長とか体重とか視力とか、「数値って何なんだ?」って話で。
具体的な数値にすることで、指標になり、モチベーションになることもあります。
ダイエットにおける体重や体脂肪率が良い例ですね。
一方で、数値化するから比較されたり、それをもとに偏見の目を持ってしまうケースも考えられます。
これは偏差値などでよく見られますね。
特に、昨今はデジタル化が進んで、個人レベルでいろんなことを計測できるようになりました。
アームバンドタイプの活動量計で脈拍や運動量を自動で計測できる他、歩数や階段を上った階数も、アプリで自動収集できる時代です。
かく言う私は、最近やっと、iPhoneのヘルスケアアプリで歩数を計測し始めました。
(地下鉄の改札から階段を駆け上がっていたらこうなった)
こういった数値をどう使うかって、あくまで「人間」にかかってるんだよなあ……と、感じています。
計測した数値は「自分を超えるため」に使いたい
視力、体重、偏差値、歩数、あと金額なども、数値はただの数値です。
簡単に計測や表示、比較ができる今、その数値にどんな価値を持たせるか、数値をどう活用するかは自分次第。
他人と比較するのではなく、これまでの自分を超えていくために、数値と仲良く付き合っていきたいです。