人生という「小舟」が向かう先を、いま決めよう
どんな状況でも、「経験が宝」です。
いろんな方が、いろんな表現でさんざん言ってきていることは、百も承知です。
意図して未来に向かわなければ、流されていくだけ
行動しないと現実は変わらない!と言いますが、どうなんでしょうか?
実際、時の流れに伴って、あなたが見る景色は変わってきていますよね、
厳密には、
「行動しなくても現実は変わるけど、流された先にしか辿りつけない」
と表現するのが、より近いように思います。
中島みゆきも
「おまえが消えて喜ぶ者に おまえのオールを任せるな」
と歌っています。
人生という小舟の向かう先
自分という小さな小舟を、自分の思い通りに動かす必要があります。
川上りをしたい、岸に着きたい、右の支流に入りたい、もしくは川に飛び込みたい。
いずれにせよ、何らかの行動を起こさなければ、ただ小舟に乗っているだけです。
自分以外の何かによって流される人生は、楽かもしれません。
しかし、胸を張って、楽しいと言えるのでしょうか?
少なくとも私は、楽しいとは言えない、ですね。
本を読むことは行動と言えるのか
「本を読むこと」も行動のひとつです。
しかし、自分の進む方向を変えるような大きな学びは、書籍だけからでは得られません。
書籍を読んで、現実と紐付くこと。
本で読んだことが、経験として腑に落ちる瞬間が、必ずあります。
そう考えるなら、読んだ本も無駄にはなりません。
案外、読んだ本のことは覚えているものですしね。
「知るは不可逆」という話を、こちらの記事でもしています。
未来を選んで、オールを漕ぐ!
川の支流が分かれるところや、線路の切り替えポイントを想像してみてください。
「あの時、右に行っていたら?」
「あの時、岸(駅の場合は停車駅)にある休憩所に立ち寄っていたら?」
これらは、後悔や回顧ではなく、「選ばなかった未来」です。
あなたが行動して選んだ未来が、あなたを作ります。
選ばなかったものの話をして、時間を浪費している暇はありません。
未来は不確定だから、自由に決めていいんです。
さて、あなたの乗る小舟は、どこをゴールにしますか?
お読みいただき、ありがとうございました!