「預金残高600円」で実感した、お金と心の強いつながり

お金と心は密接につながっていると、ここ1か月で実感しています。
預金残高600円で、友達にドン引きされる
今月の収支が、マイナスを突破していました。
主な理由は、先月急に実家に帰ったときの飛行機代などの急な出費です。
月によって収支がマイナスになることはあるんですが、今回はちょっと話が違いました。
預金通帳の残額が最低額を更新。
634円です。
友人に話したら、ドン引きされたレベルの残高です。自分でもさすがに引きました。
学生のころにアルバイトを始め、そのまま社会人になり、働くことを続けていた身。
なので、ここまでお金がないのは初めてでした。
なお、今は収入を得たので、事なきを得ています。
お金がないことの心理的ダメージ
「お金がない」って具体的にどんな感じだったかな、と思い返してみました。
・妙に焦る ・余裕がない ・何となく苦しい
「じわじわ効いてくる毒」を飲んだみたいな気持ちです。

資本主義である以上、ものを買うにも、サービスを受けるにもお金が必要です。
季節の変わり目で喉を痛めたこともあり、「風邪をこじらせたら病院に行けるか厳しいな……」という不安がありました。
幸い、風邪をこじらせて病院に行くことはありませんでしたが、やむを得ない出費を別口座の貯金や生活費から工面したり、同居人に立て替えてもらったりしていました。
お金と心はつながっていると実感
真に無一文だったわけではありませんが、ジリ貧を体験した1か月間。
そこで実感したのは、この一点に尽きます。
「お金と心はつながっている」
ユダヤ人の教典であるタルムードにも、こんな言葉があります。
体のあらゆる部分は心に依存している。心は財布に依存している。
心は財布に依存しているな……と、1ヶ月かけて体感したのでした。
節約よりも大事な「お金を使う意図」
幸い収入があったおかげで、現在は預金残高も増えました。
この出来事を教訓に、これからやっていこうと決めたことを紹介します。
それは、「意図をもってお金を使う」こと。
意図とは、「こうしようと考えていること、目指していること」のこと。
財布から出すお金、クレジットカードで支払うお金について、これはどんな目的で出すお金?と自分に質問を投げていました。
1か月間、この質問で出費を調整することができました。
ちなみに、財布にこんな付箋を貼っていました。

これを見た友人(預金残高にドン引きした人)に笑われましたが、まあいいんです……。
目的を持って出したお金だけが、自己投資になる
ただ安いものを買う、節約するのが良いこととは思いません。
「安物買いの銭失い」って言葉もあるくらいですしね。
「意図をもってお金を使う」ことを意識する。
そうすることで、納得感のある学び、サービス、物品を受け取ることができます。
お金が心に直結しているなら、自分の心を長期的に豊かにするようなお金の使い方をしたほうがずっといい。要は、それが「自己投資」だってことです。
お読みいただき、ありがとうございました!