平均年収ランキング1位の会社から学ぶ、個人の価値の作り方
会社で働く以上、やっぱり気になるのはお給料のこと。
日本で一番平均年収が高い会社について調べてみたら、この先にどんな活動をしていけばいいかのヒントがありました。
調べていく中で得られたことを、紹介していきますね。
ふと気になった会社の名前を調べてみると……
仕事中に、耳にした会社の名前がふと気になって、Googleで検索してみました。
なんとその会社、「平均年収が高い会社ランキング」1位(就職四季報より)の会社。
株式会社キーエンスという会社です。
大阪に本社があり、工業用の機械に埋め込むセンサーや、測定用の機械を作っています。
株式会社キーエンス コーポレートサイト https://www.keyence.co.jp/
会社のホームページで、キーエンスの投資家向け資料を見てみました。
すると、売り上げ高に対する営業利益の割合(営業利益率)もすごく高い。
どんな会社なのかと思い、就職活動者向けのリクルートサイトを見てみました。
「最小の資本と人で、最大の付加価値をあげる」
ことを企業理念として、競合がいない場所で、事業を展開しつづけているそうです。
株式会社キーエンス 採用情報 - 企業理念 https://www.keyence-jobs.jp/about/philosophy.jsp
このリクルートサイトが好きです。スマートでおしゃれ。
「最小の資本と人」って?
キーエンスの企業理念に含まれている「最小の資本と人」は、企業だけでなく、個人にも同じことが言えます。
個人活動であれば、
「最小の資本と人」 → ひとりで、今ある資本で、ここから何ができるか?
と、読み換えることができます。
ここ数年で、インターネットを介したビジネスや、個人の起業家が増えてきています。
また、複業・副業と言われる、メインの仕事以外に収入口を得る人もいます。
私みたいにブログで発信をしている人も多いです。
規模が大きくなれば、チームとして活動することも考えられます。
それでも、始める時は、いつだって一人です。
「最大の付加価値」って?
「会社員だけじゃなくて、自分の力で稼ぎたい!」と思った時に、何を打ち出していけばいいのか?
誰もがやっていること、知っていることでは、競合に埋もれてしまって、何もできません。
キーエンスの製品コンセプトには、「世界初」「業界初」という言葉が何度も出てきます。
株式会社キーエンス 採用情報 - 開発コンセプト https://www.keyence-jobs.jp/development/
「世界初」「業界初」の製品は、つまり「競合がいない」ということ。
競合がいない場所で活動することで、自分の価値を上げていくことができます。
ひとりで何かをやるなら、世界初や業界初は難しいかもしれませんが、競合がいない場所での活動であれば、価値を提供できるかもしれません。
価値を提供できれば、それはお金になっていきますしね。
自分の価値を高めていく時代
株式会社キーエンス 採用情報 - 企業理念 https://www.keyence-jobs.jp/about/philosophy.jsp
キーエンスの企業理念に感銘を受けて、紹介をしつつ、「これを私が個人でやるならどうしたらいいかな?」と考えたことを書きました。
ワーク・シフトという書籍にも、
この先はゼネラリストから連続スペシャリストになる必要がある
という記述があります。従来の「平たく、そつなく、色々やれる人」の価値が、低くなる時代も来そうです。
個人で「世界初」「業界初」をやるのは難しいかもしれません。
ですが、個人の活動を、
- どんな場所でやるか?
- 誰に向かって発信するか?
- どんなことをやるか?
- 誰とやるか?
この辺りの掛け合わせで、あなた個人の価値も高めていくことができます。
「どこで何をする?」
楽しく選んで、自分の価値を高めていきたいですね!