2年半かけて「手づくりのキャリア」をつくってここまで来た
こんにちは、ゆう(@yuhlabo)です。
2019年9月頃から現在(2022年2月)にかけて、少しずつ働き方を変えてきました。
転職ではなくただ仕事を辞めて正社員のキャリアを外れ、無職の期間を経て、アルバイトと業務委託を掛け持ちし、現在は個人事業主として仕事をしています。
幸せって何だろうね?と考えつつ、世間のキャリア論に囚われず試行錯誤してきた軌跡の話です。
「週40時間働きたくない」からスタートしたキャリア
2年半前、2019年2月。「週40時間働きたくない」の一心で、転職先が決まっていないにもかかわらず前職を辞めました。
収入が下がってもいいから、時間的に余裕のある暮らしがしたい。そんな気持ちで、今につながるキャリアシフトがスタートしました。
アルバイトで食いつなごうと事務として入ったスタートアップ企業で前職の専門的スキルが求められ、直後に新型コロナウイルスの感染が拡大してリモートワークが主流になりました。そのまま2年働くなかで、自分の仕事やキャリアについて否応なしに考えました。
ちなみに、社外の方に話す際は「週40時間働かない働き方で自分がどう感じるか試してみたかった」とポジティブな言い回しで乗り切っています。笑 詳しくは以下の記事に書いています。
今後のキャリアプランとか何も分からない、でもOK
転職活動をすると聞かれるんですよね。「転職を考え始めた理由は?」とか。「今後のキャリアプランはありますか?」とか。知らんがな。
キャリアの選択は、ネガティブな理由から始めてもいいと思っています。週40時間働きたくない!も含め。
今この場所にいたくない。逃げ出したい。もうがんばれない。そんな消極的と取られかねない、ネガティブな理由で転職や離職をしても構いません。自分の人生なので、最終的に自分が責任を取ると腹を括るだけです。
突然仕事を辞めて地方に移住するも良し、アルバイトで食いつないでみるも良し。
偶然の要素も多くありますが、自分で責任を取ると決めるだけ。他人に責任を取ってもらおうとは思わない。
2019年に退職した前職は旅行業でした。新型コロナウイルスの感染が拡大する直前の時期です。そのまま前職で働き続けていたら、半分休業のような扱いになって、給与も大幅に減っていました。
何より、自分のキャリアについてお先真っ暗な状態で、日々不安とともにすごしていたに違いありません。
そう考えると今の環境はとても恵まれているし、あのとき仕事を辞めた自分にありがとうと言いたいです。
結果良ければ全てよし、でもその結果は生きている間は分からない
結果良ければ全て良しなのかもしれない。でも、その結果は死ぬ瞬間まで分からない。
今日がうまくいかない日なら、1週間を平均していい感じにする。うまくいかない週だったら、1か月平均でいい感じにする。1か月がダメなら3か月。それでもダメなら年、5年……と、1日1日を過大評価しすぎず、トータルでいい感じになればOK。よく聴いているPodcastで、パーソナリティーの方がそんなことを仰っていました。(ニュアンスだけ汲み取っているので正しい解釈かは分かりません)
そんな感じで、ネガティブな理由でスタートしたキャリアシフトも、最終的にいい感じにしていく気持ちを忘れずにいたいです。
そして何より、変化は自分に新しい気づきと内省を与えてくれます。道中がネガティブでも、自分に常に変化を与え続けていくのを忘れないようにしたいです。
考え続けるのをやめない。動き続けるのをやめない。ときどき休むけれど、それはそれとして。
今後はまた正社員的な働き方になりそう
実は、また正社員的な働き方に戻ろうとしています。とはいえ正社員採用ではなく、パートタイム契約の仕事を複数持って、週40時間の仕事をするスタイルです。
福利厚生とか、厚生年金とか、まあ実務的なところどうなのみたいな話は多々あるでしょう。でも、これが試行錯誤の末にいまの私が選んだ道です。もちろん、今後正社員になる可能性もあるかもしれない。それも選択。
別に個人事業主になるだけが、正社員で勤めるだけが、転職だけがキャリアじゃない。離職も移住も無職もUIJターンも全部キャリアにかかわる。
「手づくりのキャリア」がここにあると、確かに実感しています。これから先も楽しみです。