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どんな自分であるかは、自分自身で決める

ゆう
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自分を知るためのツールは数多くあるけれど

血液型、星座、ホロスコープや動物占い。
エニアグラム、ストレングスファインダー、ウェルスダイナミクスといった自己分析ツール。

どれも「自分を知る」ためにはやってみて損はないものですが、結果に囚われると、自分の行動が鈍くなったり、動けなくなったりしてしまいます。

特に自己分析ツールがやっかいで、
「このタイプはこういう行動をすると良いよ!逆にこういう行動は良くないよ!」
と、分析結果をもとにしたレポートをもらえるものが多いです。

また、そういったアドバイスを掲載しているWebサイトなんかも、山のようにあります。

ただ、それらの行動のアドバイスを取り入れすぎるあまり、自分を見失ってしまうこともあります。
私のことです。

自己分析ツールの落とし穴

いま私が所属しているコミュニティでは、自己分析ツールに基づいたコミュニケーションを取ることが多々あります。

他の人がどんな属性か、どんな強みを持っているかが分かるため、コミュニケーションコストが下がることはとてもありがたいのですが、問題は自分に対しての認識。

「私はこの結果の人だから、そういう振る舞いをしないといけない」と思っていました。

その思い込みで行動を続けた結果、何が起こったか。

  • 「この属性の人が成功する行動はこれ!」という内容の文章を読んでは、自分の過去の行動と照らし合わせるようになった
  • 行動のたびに「これは某自己分析ツールの自分の結果に合った行動だろうか」と、自分自身をジャッジするようになった
  • 自己分析ツールで似た結果かつ成功している人を、ひどく妬むようになった

自分の行動基準を自己分析ツールの結果に明け渡し、勝手にしんどくなっていました。

ブログを書いていても、どんな行動をしていても、

あの自己分析ツールの結果では『やっちゃいけない行動』として書かれている。
だから私は結果が出ないんじゃないか。

と不安に感じるばかり。

自分軸、他人軸はおろか「他人の作った汎用的な指標軸」で動く自分です。
こうやって書いてみれば、笑える話です。

たしかに、自己分析ツールは、自分の見えていない部分に光を当ててくれるものかもしれない。

けれど、その光で見るべきは自分の姿であって、目を眩ませたり、光を崇拝したり、その光でできた影ばかり見つめているようでは意味がない。

どんな自分であるかは、自分自身で決めていい。
いや、決めていいなんて生易しい許可じゃない。

どんな自分であるかは、自分自身で決めなければならない。
そうしないと、最後は苦しくなってしまうだけだから。

小さな実験を繰り返していくと決めました

決めました。やりたいことしかやらない。
やりたくないことを今すぐゼロにすることはできないけれど、少しずつ減らしていこう。

「こうしたほうがいい」というアドバイスは、ほどほどに聞く。
ただし、それは必ずしも従うべき答えだとは限らないと、私は知っている。

小さな実験を繰り返して、昨日とは少しだけ違う、今日の自分を作っていこう。
「ラボ」って単語は、実験室という意味も持っているのだから。

ABOUT ME
ゆう
ゆう
情シス正社員から転身し、リモートワークの複業コーポレート&ビアバースタッフのパラレルキャリアを実践中。ITツールやアプリを活用して、個人のタスクとプロジェクトを管理しています。フレンチトーストとクラフトビールが好き。
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