Todoistを「暮らしのタスク管理ツール」として使う
タスク管理のサービスである「Todoist」を、長いこと愛用しています。
当初は仕事のToDoを管理していましたが、今は家事や趣味のToDoもすべて一元化しています。
仕事のタスクだけじゃなくて、家事や生活のタスク管理にTodoistを使ってほしい。
実際にどう使っているかを交えて、Todoistの自由な使い方を紹介します。
「タスク管理ツール」のイメージは堅いけど、もっと柔軟に使えるよ
「タスク管理ツール」と聞いたとき、どんなイメージを思い浮かべますか?
おそらく、次のようなイメージかなあと想像します。
- 仕事で発生するタスクを管理する
- プロジェクトやチームでやることを共有する
タスク管理ツールは仕事で使うもの。そんなイメージですね。
しかし、ここで声を大にしてお伝えしたいのです。
別にタスク管理ツールはお堅くない!! と!!
私は、個人のタスクやToDoの管理に、TodoistというWebアプリを使っています。
https://todoist.com/ja/overview
Todoistは、無料で使える個人のタスク管理ツールとしては最高峰です。
(チームや複数人でのタスク管理は、AsanaやTrelloがより適しているかもしれません。)
個人のタスク管理ツールとして、とても使いやすいTodoist。
そんなTodoistを、もっと生活に根ざして、暮らしのタスク管理ツールとして使ってほしい。
長年利用していて、強くそう思うようになりました。
生活と暮らしのツールとして、Todoistを使う
仕事に限らず、生活の中でひらめく全てのことは「タスク」と言っても過言ではありません。
- あ、玉子買わなきゃな。
- オリーブオイルが切れそうだから、次の買い物のときに一緒に買おう。
- 浄水器のカートリッジ交換は3か月に一度だな。
- 今週末に、子供におこづかいを渡さないと。
- そろそろ週末のママ友会の場所を決めたいな。
- 友達に、来週の遊びの集合時間をLINEで再送しよう。
というように、日々やること、やりたいことは星の数ほどあります。
全部を覚えておくのは、到底無理な話です。
そんな時に、ぜひタスク管理ツールを使ってほしい。
具体的には、次のような、生活や家事のタスクを管理してもいいんです。
- 掃除(1か月以上のスパンで行うもの)
- ゴミ出し
- 粗大ゴミを捨てる日
- 家電のメンテナンス
- 浄水器カートリッジの交換
忘れそうなタスクだけでなく、買い物のメモなども軽率に登録します。
日々の暮らしから生まれたタスクの置き場所として、Todoistは機能しうるのです。
Todoistにタスクを登録して「忘れてもいい」という状態を作り出す。
そうやって、頭の中で覚えておくことを減らすと、ずいぶんと楽になります。
Todoistに登録しているタスクを赤裸々に公開する
Todoistには、買い物メモを入れたり。
そのうち読みたいwebサイトのコラムを保存したり。
仕事のアイデアや、やらないことリストもありました。
やらないことリストは、「これをやってたら脱線だよ」と明記しておく場所です。
悪しき習慣がなくなったので、今は消しました。
どんな項目でも、とりあえずインボックスという場所に放り込みます。
Macを使っているときでも。
iPhoneでアプリを使っているときでも。
途中まで読んだWebの記事も、あとで続きを読むためにTodoistに放り込みます。
「あとでやろう」と思ったことはすぐに忘れてしまうので、とりあえずメモする。
Todoistのインボックスを見れば、殴り書きのタスクのメモがある状態を作る。
そうやって、思いついたことをどんどん書いています。
ちなみに、インボックスに書いたものの、タスクにせずに削除する項目もあります。
整理するときに「別にこれはタスクとしなくてもいいな」という項目です。
Todoistには、プロジェクトというフォルダ的な機能があります。
ですが、プロジェクトに分類するのは、後からでも大丈夫。
スキマ時間で整理したり、1日5分時間を取って整理しています。
タスク管理ツールを活用する秘訣は「一元化」!
ここまでタスク管理ツールを活用できている状態が続くと、その秘訣は何だろう?と考えたりもします。
タスク管理ツールを続けるポイントはただひとつ、一元化することです。
他のツールでのタスク管理をやめて、Todoistで全て管理するようにした。
結果、もっとも効果が大きかったと感じています。
2016年までは、iPhoneのリマインダーを使っていました。
しかし、Todoistを使い始めたのを機に、iPhoneのリマインダーは一切使わなくなりました。
公私混同をして、仕事・家事・個人のタスクすべてをTodoistで管理する運用に変更しています。
管理する場所をひとつにするのはとても重要。
Todoistに限った話ではなく、何を使うにしても同じです。
私はTodoistを使っていますが、タスクを管理する場所は別にどこだっていいわけです。
- メールの下書き
- 付箋を貼ったボード
- 1冊のノート
- スマートフォンの標準のメモ帳アプリ
- アウトライナー
タスク管理は、とにかく1か所に書き貯めていくのがファーストステップです。
「あ、あれ後でやろう」→Todoistを開く→追加
というプロセスを確立させることで、覚えていなくてもいい!と思えるようになった。
とりあええずTodoistに書いてあると確信できる快適さは、何物にも代えられません。
こうやって考えていると、タスク管理という概念は、仕事だけでなく私生活にも役立つんだなと思えます。
まずは、いろんなものをTodoistに登録してみるところから始めてみてくださいね。