Notionのデータベースで、観た音楽ライブや演劇を記録するページをつくる
こんにちは、ゆう(@yuhlabo)です。
音楽ライブや演劇、ミュージカルを観に行くのが好きで、ステージを楽しむエンタメに年20回ほど足を運んでいます。
そういったエンタメを記録しておきたいと思い、Notionで記録用のページを作りました。映画などの記録もまとめて一元化しています。
基本構成はNotionデータベース1つだけ
さっそく、実際に記録で使っているNotionをお見せします!
リッチな見た目にも見えますが、基本のデータベースはひとつだけ。
リンクドビューという機能を使って、カレンダーや絞り込んだ状態での表示を複数作っています。
リンクドビューを活用して同じデータベースを表示させる
記録ページのメインは、左上のカレンダーです。密度が高まってくると、このカレンダーが埋まってきてテンションが上がります。
作り方は、基本のデータベースのURLをコピーして、リンクドビューで埋め込みます。
その後、リンクドビューの設定をカレンダー表示に変更すればOK。
記録したい内容はNotionのページテンプレートに設定
Notionといえば、データベースの各行がページとして機能するのが強み。今回の記録の場合は、1公演を1行として、ページ内部には感想などを書くこともできます。
ただ、何でも記録できるが故に、どうしたらいいか分からなくなりがち。
まずは「何を記録したいか?」を考えるのがおすすめです。
私の場合は、次のような項目でページをデザインしました。
- データベースのプロパティ
- 日付
- 会場
- ジャンル(ライブ・演劇・ミュージカル・映画・脱出ゲームなど)
- 日帰り or 遠征
- 自由記入
- 入場時間・開場時間
- チケット代&発券手数料などの費用
- チケットの写真・電子チケットのスクリーンショット
- 前後で行ったお店
- 遠征時の交通手段とホテル
- 感想メモ
このメモのうち、日付や会場などは個別プロパティで設定し、自由記入欄のページ構成をNotionのテンプレートに設定します。
新しいページを作るたび、同じテンプレートが呼び出されるよう設定しました。
実際に書くとこうなります。↓
上級編:他のデータベースとのリレーション
ライブや観劇の記録として作ったNotionは、単独のデータベースだけでも完結します。
ただ、Notionの便利な機能は、他のデータベースとの接続=リレーションができること。
リレーション機能をを活用して、記録同士を結びつけることも可能です。
日記データベースとの接続
Notionで、日次レビューと称して簡単な日記をつけています。
ライブや演劇のNotionデータベースの各ページは、該当する日付にリレーションで紐付けられるよう設定しています。そうすると、該当日に何があったかを記録ページ側からも参照できるので便利です。
日記にはほぼ必ず「今日〇〇のライブに行った!」と書くので、感想を記録のページに切り出すか、同期ブロックで両方に表示させます。
カテゴリをデータベースで設定する
ジャンル(ライブ・演劇・ミュージカル・映画・脱出ゲームなど)のような選択式の項目は、通常だと「セレクト」や「マルチセレクト」で設定することが多いかと思います。
ですが、今回は、そういったカテゴリを別のデータベースで作り、リレーションで設定しています。
他のデータベースでも同じような分類を使いたくなることが多いので、あえて別データベースにリレーションする形で作りました。
まとめ&Notionテンプレートを配布中!
Notionのデータベース機能を使って、音楽ライブや演劇の記録用ページを作る方法を紹介しました!
Notion活用のコツは、作りあげたものにどんどん手を加えていくこと。
いちど作り込んで完璧!と思っても、運用していくうちに改善したいポイントが出てくるもの。今の環境が崩れてしまうのをためらわずにカスタマイズすると、Notionをどんどん活用できるようになっていきます。
それに、Notion自体のアップデートもスピード感があるので、当時はできなかったことが、今はできるようになっているかもしれません。
これからもNotionの新しい機能を試しながら、自分なりにカスタムして使い勝手を上げていきたいです!
今回紹介した記録ページについては、簡略化したテンプレートを公開しています。
映画などの鑑賞記録にも使えますので、実際にインポートしてさわってみてください!