過去も未来も頭の中にあるだけ、「今」の積み上げが自分を作る

行動する

過去って何だろう?
未来って何だろう?

そう考え出したときに、「過去も未来も自分の頭の中にしか存在しない」と気づきました。

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過去や未来は自分の頭の中だけのもの

「過去」とひとくくりに言ってしまうのは簡単です。

しかし、同じ会社や家庭に所属している人同士でも、どんな過去を送ってきたか、出来事に対してどんな認識をしているかは、それぞれ異なります。
隣の人が認識している過去と、私が認識する過去は、別物です。

過去といえば、歴史はどうなの?と思うかもしれませんね。
歴史は、その時代の施政者や勝者の都合のいい解釈で表現された、物語のひとつとも言えます。
同じように、誰もが同じ未来を描いている、なんてこともありません。
長年連れ添った夫婦でも、頭の中で描く未来が、100%一致することはまずないでしょう。

自分が想像している過去や未来を、言葉で相手に伝えたとします。
それでも、自分自身が考えている細部まで、完全に共有することはできません。

また、言葉の受け取り方も人によって異なるため、言葉を使って伝える以上、認識のズレは必ず生まれます。
頭の中にあるものを、他人と完全に共有することは、今の時点では不可能だし、今後もきっと難しい。
だからこそ、「過去も未来も、今この場にない以上は、自分の頭の中にしか存在しない」と言えるのです。

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時間が連続しているなんて、誰が決めた?

インド仏教の思想に、「刹那滅論(瞬間的存在論)」があります。
刹那滅論とは、ざっくり言うと

「すべてのものは、瞬間ごとに生成と消滅を繰り返している」

という考え方です。
連続しているのではなく、瞬間がパラパラマンガのように連なっている状態のイメージです。

また、量子論では「プランク時間」という概念があります。
宇宙での時間の最小単位のことで、詳しい説明は省きますが、1プランク時間(1tp)=5.391×10のマイナス44乗秒です。

「過去も未来も、今この場にない以上は、自分の頭の中にしか存在しない」
となると、それこそプランク時間のような、小さな「今」の数珠繋ぎが、過去・現在・未来の時間認識を作り出しているとも考えられます。

一瞬という短い時間ではありませんが、例えば、朝起きた時の自分が、寝る前の自分と100%同じものだと、本当に言えるのでしょうか?
しかし、私たちはそれを疑うことはありません。

そう考えると、連続性は「脳が見せる幻想」だとも言えます。

動物は、瞬間ごとの生存本能に従って生きています。
犬や猫が「私はどうしてあんな行動をしてしまったんだろう」と過去を悔やむか。
ライオンが「明日の餌がないかもしれない」と考えるか。

時間感覚や、連続性の幻想は、人間の特権でもあるのでしょう。

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「今ここ」への集中の積み重ねだけが、自分になる

と、ここまでいろいろ話しましたが、瞬間的存在論や、プランク時間単位での生まれ変わりを考えると混乱してくるので、普段の生活からそういうことを考えっぱなしにするのは正直無理です。
これを書いているときにも、瞬間瞬間で生まれ変わってるみたいなことになりますしね。

ただ、ひとつ言えるのは、いつでもどんな状況でも「今ここ」の繰り返しだということ。

過去の後悔や、未来の不安に捕まったとき、ハッと「今」の感覚を取り戻す練習をしています。
練習方法は、「今、ここで、私はどうする?」と、つど自分に質問するだけ。

その時とった行動の一つ一つを積み上げたものが、最終的に自分を形づくります。
瞬間ごとの「今」に集中して、最善を尽くしていきたいです。

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