タスク管理

タスクを減らしても死なないからどうか1日サボってくれ

ゆう
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2020年は変化の年。仕事のスタイルも、昨年までとはガラリと変わりました。
具体的に変わったのは、以下の2つ。

  1. リモートワークがメインとなり、片道1時間の通勤時間が消えた
  2. 個人事業主になり、複業を始めた

リモートワークメインになったことで時間も増え、複数の仕事をするに至っています。

とてもありがたいことですが、ひとつ問題が。
「タスクに溺れている」と感じるようになり、心身ともに余裕がなくなったのです……。

フリーランスの方はすでに経験済みかもしれません。
しかし、今の私にとっては初めて通る道。

今後の自分のために「タスクを減らす勇気」について書き残します。
うまくやってくれ、未来の私。

「あれもこれもしたい」に体力・気力が追いつかない

時間もあり、食うに困らないだけの収入があり、それなりにやりたいこともある。
はたから見れば幸せな状況でしょう。
しかし、頭の中ではかなり余裕がない状態が続いていました。

「Aの件はこっちで手を動かさないと……」
「Bの件は明日ミーティングで、その準備があって……」
「Cさんとのプロジェクトは〇〇と××のタスクが未着手で……」

もはや主体性などほとんどなく、タスクに振り回されているとさえ言える状況。
気づかないうちに疲れがたまっていたのか、体調を派手に崩したりもしました。

自己管理ができていない自分を痛感し、地味に凹みます。

それ、やめても死なないよ?

体調を崩すと、当然ですがすべてのタスクがストップします。
関係者に謝罪し、仕事を休み、すべてを放棄してベッドで横になるしかない。
ベッドで横になりながらスマホをいじるのが精一杯。
そんな状況に、自分が自分で嫌になります。

しかし、くたばった結果、皮肉にも気づいてしまう。
「くたばっていても世界は回る」と。当たり前なんですが。

どこかで「私ががんばらなければいけない」と思っていました。
しかし、自分が必要以上に無理に動かなくても、当然のように世界は回るのです。

私が欠けた仕事は他の人が担当する。
自分のタスクを1日放棄しても、まわりの人が即座に困るとは限らない。
(困るケースも一応ある)

自分は必要とされているんだ、と実感したかったのでしょう。
しかし、必死こいてがんばろうとしていれば、無理がくるのも当然です。

セルフ・エスティームを他者に求めるな

自己肯定感や自尊感情を指す、セルフ・エスティームという言葉があります。
生きづらさを解消するためには、ある程度自分で自分を認める必要がある。
だいたいそんな意味の言葉です。

ただ、自分を認めるにあたり「自分が必要とされるためにがんばる」のは本末転倒。

理論としては分かっていると思いながらも、つい無理をしてまで誰かの手伝いばかりする。
この状態は、自分が役に立っている実感がほしいがために、他者を使っているにすぎません。

失礼すぎんか??と思います。
目の前にいる相手は、私の承認を満たすための道具ではありません。
(書いていて耳が痛い)

がんばりが認められる、とは限らない世を歩く

タスクや仕事との向き合い方はまだまだ未熟な点も多く、試行錯誤の毎日です。

世の中が資本主義である以上、ある程度のお金がなければ生活や趣味もままならない。
とはいえ、思考停止して目の前のタスクをこなすだけでは張り合いもありません。
評価こそされるかもしれませんが、気持ちは空洞のままになってしまう。

必死に無理をしてがんばっても、認められないケースはままあります。
認めてくれない相手が悪いのではなく、認められられない自分が不出来なわけでもない。
ただの相性の問題です。

相性を見極め、力みすぎているなら力を抜く。
そうやって少しずつ進んでいくしかないのでしょう。

現在進行系の事案なので、今書けるのはここまで。
1〜2年後の私がどうなっているかは乞うご期待、ということで締めくくります。

最後に:いつかまた辛くなってこのブログを読んだ自分自身へ

メンタルをすり減らして、吐きそうになりながらタスクに取り組むほうが非効率です。

1日サボりましょう。話はそれからです。
タスクを減らしてもあなたは死にません。

ABOUT ME
ゆう
ゆう
情シス正社員から転身し、リモートワークの複業コーポレート&ビアバースタッフのパラレルキャリアを実践中。ITツールやアプリを活用して、個人のタスクとプロジェクトを管理しています。フレンチトーストとクラフトビールが好き。
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