エッセイ

その〇〇は誰のもの?〜パートナーの私物を捨てる問題から考える

ゆう
記事内に商品プロモーションを含む場合があります

最近、考えていることがあります。「その〇〇は、誰の所有物か?」について。

〇〇に当てはまるもの、いろいろあります

「その〇〇は、誰の所有物か?」

〇〇には、いろんなものが当てはまります。
物理的なもの、感情など目に見えないものも。
例えばこんな感じ。

読みながら、〇〇の部分に当てはめてみてください。

<感情>
イライラ
焦り
落ち込み
悲しみ
心配
不安
<物理的なもの>
趣味のグッズ
大事にしてきた物
洋服
化粧品やアクセサリー
写真
思い出の品

パートナーが集めたコレクションを、勝手に捨てる人

パートナーが、趣味で集めてきたグッズを勝手に売った(処分した)という話を聞きます。
夫婦間の問題などでよく聞く話です。
自分もオタク趣味持ちなので、パートナーに同じことをされたらと思うとゾッとします……。

「その『趣味のグッズ』は、誰の所有物か?」
そう考えたら、相手に何も言わずに処分する選択肢なんて、あるわけがないんです。

他人のイライラ、拾ってませんか?

これは、感情にも同じことが言えます。
今、あなたがイライラしてるとしたら、それはどこから来たものですか?

例えば、電車内で迷惑行為をしている人を見かけた時。
自分が迷惑行為をされているわけでもないのに、ついイライラしてしまったことはありませんか?

そのイライラは、本当にあなたが感じる必要のある感情でしょうか。

他人の心配は拾うな!

心配なども良い例です。
他人がどれだけ心配しても、その心配自体は、本来は当事者だけの所有物です。

あなたが、わざわざ他人の心配を引き受けなくても、当事者が勝手に自分のことを心配します。

余計な気を回す必要は一切ありません。
他人が所有する感情に手を出すことは、時間も、労力も無駄遣いするだけ。

まずは自分のことだけ心配して、余裕が出たら他人を見ていきましょう。

自分の持ち分を把握して生きよう

大事なことは二つ。

自分の持ち分を把握すること
その持ち分のなかで、最大限自由にやること

物理的なもの、感情などの精神的なもの、どちらにも共通して言えることです。

もちろん、他人に「こうしてくれ」「こういう感情を持ってくれ(持たないでくれ)」と働きかけることはできます。
パートナーに「趣味のグッズを捨ててくれ」って言ったり、ですね。

しかし、あなたがそうやって働きかけた後、それを受け取ってどうするかは、他人の課題です。

他人の課題や所有物や感情を、自分の中に持ち込んで処理するのは、極力避けていきましょう。
後からこじれて、ややこしいことになりかねません。

まとめ

あなたには、あなたの責任範囲があるのと同じで、他人には他人の責任範囲があります。
私にも、私の責任範囲があります。

その領分を守って、気持ちよく対人関係を築いていきたいですね。

お読みいただき、ありがとうございました!

ABOUT ME
ゆう
ゆう
情シス正社員から転身し、リモートワークの複業コーポレート&ビアバースタッフのパラレルキャリアを実践中。ITツールやアプリを活用して、個人のタスクとプロジェクトを管理しています。フレンチトーストとクラフトビールが好き。
記事URLをコピーしました