自分の強みは何だろう?と考えて動くのは難しくて楽しい
こんにちは、ゆう(@yuhlabo)です。
ここ1〜2か月のあいだ、自分自身の強みは何だろう?と意識して仕事を進めています。
「これが自分の強みかもしれない」と仮説を立て、実際の仕事を通じて検証し、確信を深めていく。大変で、なかなかおもしろいプロセスです。
退職時の寄せ書きから強みのヒントをもらった
私の強みは何だろう?と考え始めるきっかけは、退職時の寄せ書きでした。
2022年9月に、3年お世話になった会社から離れました。その際にいただいた寄せ書きに、次のようなワードが含まれていました。上から頻出順です。
- 丁寧
- 心強い
- 安定感
- 限られた時間や役割の中でやりきる
- 冷静な対応
- 下地をつくる・支える
- 客観的な判断
- 細かく考えて検討する姿勢
- 組織を良い方向に前進させる
- 自分の目指したいキャリアを実現しようとする
- 個人チャンネルの投稿にスタンプをつける(!?)
嬉しいのはもちろんですが、この寄せ書きで「私はこういうふうに見えていたのだな」と初めて気づきました。
自分がどんな価値を提供できていたかがぼんやりと見え、自分の強みについて内省するきっかけが生まれたわけです。
仕事で意識している点と強みはリンクする
次に、自分は仕事中に何を意識しているだろう?と考えてみました。思い当たるのは次のような点です。
- 細かいコミュニケーションをめんどくさがらずにやる
- 気になった点を見すごさず連絡・質問する
- リマインドの連絡は欠かさない
- 相手を見て挨拶する
- 人によって対応を変えない
- Slackでのスタンプリアクションはできるだけつける
ちゃんとやろうとする性分、言い換えればやや生真面目なところが、他者から見れば強みと受け取られたのでしょう。先の寄せ書きに頻出していた「丁寧」「安定感」といったワードにもつながります。
自分の強みを見つけ、試し、磨くのは楽しいのですね
私は、今回やっている強みの仮説検証を「楽しい!」と感じています。このブログ記事のタイトルをつけて、
あ、私は楽しいと思っているのだな
と初めて自覚しました。メタ認知ってやつですね。
今まで、〇〇が強みです!と全く言えませんでした。
私ができることは誰にでもできて、私の不得意を難なくこなせる人が世の中にはたくさんいる。だから私がやることには意味も価値もない。そう考えていました。
そもそも自己肯定感があまり高くなく、自分の価値を低く見積もりがちなところもあります。ここ1〜2年で、やっと人並みにはなってきた気がします。人並みとは?の疑問もありますが、一旦脇に置いておきましょう。
そんな自分が、自分自身の強みを見つけ、試し、磨くプロセスを楽しんでいる。過去の私が聞いたら驚くでしょうね。まるで別人のようです。
紆余曲折あってこそですが、楽しい旅路だな!と思えているのは確かです。
得意・不得意を理解するのが第一歩
強みの確信には、自分自身の得意・不得意の理解が欠かせないと実感しています。
得意や不得意は、ひとりでは見つかりません。そもそも、全部ひとりでやるしかないなら不要なものです。サボっているわけではないのなら、不得意な作業や苦手な仕事を過剰に気に病む必要はないのでしょう。(それでもやらないといけないタイミングはありますがね!)
また、不得意や苦手を自覚すると、どう自分の外側に頼っていくかを考えるようになります。私の場合は、0→1のアイデアを出すのが苦手なので、他の方のアイデアの枠組みをお借りしつつ、自分なりの要素に置き換えていくかたちで代替する方法で乗り切っています。
以前の自分なら、アイデアの枠組みをお借りする時点で罪悪感を持っていましたが、今は感謝が上回ります。こうやって行動を積み重ねていけば、より軽やかに動いていけそうだとワクワクしてきますね。
周囲の力を借りながら一層の価値を発揮していくために、自分の強みや得意を引き続き磨いていきたいです!