ツーブロックという「小さな反逆」を振り返る
高専に通っていたころ、髪型をツーブロックにしていました。
学生時代の髪型を振り返る
ツーブロックとは、ヘアスタイルの一種です。
頭頂部から耳のやや上くらいまでが普通の髪の長さで、そこから耳までのスペースを刈り上げにするという、髪の長さの異なる部分が2つあるヘアスタイルのこと。
男性だとよくある髪型ですが、最近は女性のツーブロックも増えてきています。
ショートカットではなく、肩まであるようなボブでもツーブロックにすることはできます。
見た目は普通のボブですが、髪を耳にかけると刈り上げが露呈するんですね。
イメージ的には、木村カエラの感じが近いです。
そんな髪型にしていた時期があったのですが、私の中でのツーブロックは「反逆の象徴」だったんだなと、今になって思います。
ちなみに今は髪を伸ばしました。
整えながらだったこともあり、刈り上げ部分を完全に戻すまでに5年ほどかかりました。
その5年は、私が丸くなるための5年だったのかもしれません。
……ですが、丸くなってもあんまり面白くないな、というのが、今のところの実感です。
優等生は隠れて反逆を繰り返す
学生のころ、優等生と言われていたし、自分でもそうだと思っていました。
しかし、振り返ってみたら、実際全然そんなことはありませんでした。
出席で留年にならないギリギリのラインまで授業に出なかったり。
研究室にこもって、同じ研究室のメンバーのPCの壁紙にいたずらしたり。
体育祭の日にバイトをブッキングしたり。
勉強自体は楽しいからやっていましたが、学校は嫌いでした。
就職してからも、国内旅行や海外旅行からエクストリーム出社(家に帰らず直接出社することの意)に挑戦しています。
「バレないぎりぎりの範囲での反逆」って、実は意外と、いろんなところでできるものです。
小さな反逆は「どうやればできるか?」を考え続けること
小さな反逆って、ただこっそり中指を立てることばかりではない。
やってみたいことに対して、できない理由ではなく「どうやればできるか?」を考えることも、ある種「小さな反逆」になり得ます。
興味のあるほう、気になることがあるほうへ、素直に進む。
そのための障壁をどう避けるか(あるいは消すか)を全力で考え、他人の力を思いっきり借りる。
時には、身投げするような勇気も必要になる。
そんな「反逆」を、これからも楽しんでいきたいです。