本を買うときのマイルール&紙本派のkindle活用法
読書が好きで、ほぼ毎日何かしらの本を読んでいます。
2023年4月時点で、今年読んだ本は40冊ほど。ふだんは日本の小説とビジネス書を多く読みます。最近はエッセイのおもしろさに気づきました。
ただ、本は読んだら終わりですぐに手放します。手元に残している本は少数で、本棚も持っていません。読書は好きですが、本の所有には興味がない状態です。
読書はしたいけど、本は増やしたくない……!
そんなジレンマとうまくやっていくための、
- 本を買うときのマイルール
- 紙本とkindleを併用する方法
についてまとめました。
変な使い方をしている自覚はありますが、ヒントになりましたら幸いです!
紙の本を買い、読み終えたら売るのがマイルール
本を買うときのルールは
- 紙の本を買う
- 読み終えたら売る
の2つです。ひとつずつ紹介していきます。
ルール1:紙の本を買う
物を増やしたくないなら電子書籍で買えばいいのでは?と思われるかもしれませんが、前提として「紙の本」というコンテンツがとても好きです。
装丁や帯のデザイン、使っている紙、文字組みといった本文以外の情報や、ページをめくる感触、紙の匂いのような五感も含めて、読書の時間として楽しんでいます。
また、本を買うときは、できるだけ書店で新品を購入します。古本屋やフリマアプリはあまり使いません。(新品が手に入らない古い本は例外)
趣味にお金を使う際は、著者や版元に還元される販路を選ぶよう心がけています。微々たる数字ですが、著者や関わった人たちに売上や部数で応援・支援していきたい……!
ルール2:読み終えたら売る
冒頭にも書いた通り、読書は好きですが、本を所有したい欲はありません。
ただ、本を読むためには、そもそも本を入手する必要がある。そのため、もちろん本を買います。
そして、一度読んで満足したら終わり。あっさり手放します。再読しません。
手元に残している本もありますが、読んだ冊数に比べたら圧倒的に少数です。
また、再読する本はkindleで買うため、紙の本が増えることは基本的にありません。
紙本派のkindle活用は「書い直し」と「読み放題」
紙の本が好き!と話しましたが、電子書籍も利用しています。使っているのはkindle。便利です。
kindleの活用は、主に2つのケースで活用しています。
- 一度読んだ本を買い直す
- 読み放題サービスを使う
こちらもひとつずつ紹介しますね!
いちど読んだ本を再度読むときはkindleで買う
読書は好きですが、本の所有には興味がなく、再読する習慣もありません。一度読んだ本はすぐに手放します。1年で80冊ほど読むうち、年をまたいで読み返すのは1冊あるかないか。
ただ、ときどき一度読んだ本を再読したくなるタイミングがあります。
その際はもちろん買いなおすのですが、2回目の購入は、紙の本ではなくkindleで購入します。
経験則上、2回目を読みたいなら、今後同じように3回目、4回目と読みたくなる可能性が高い。ならば場所を取らないkindleで購入しよう!という発想です。
読み放題サービスを使う
kindle unlimitedやPrime Readingといった読み放題サービスもよく利用しています。
サービス内に気になる本が多数あるときや、とりあえず多読・乱読したいときにはうってつけのサービスです。旅行の移動時間中に読む本を選ぶときにも使います。
自分で買った本だと「途中まで読んだけれど、あまり自分には合わないなあ……」と思いつつ最後まで読んでしまうことがあります。
ですが、読み放題サービスを使い始めてから、自分に合わない本を無理に最後まで読む必要はないと学びました。地味に大きな学び。
いきなり電子書籍を買ってもうまくいかなかった
一度売った後にわざわざ買い直すくらいなら、最初からkindleで電子書籍を買えばいいのでは……?
そう考えた時期もありましたが、試したところうまくいきませんでした。
「この本は読み返すだろう」と見込んで、いきなり電子書籍で買った本もあります。実際は読んだり読まなかったりで、勝率(?)としては五分五分くらい。
kindleアプリを開くたびに、読んでいない本に意識が向くのも嫌になって、全ての本を電子書籍で買うのはやめました。
また、電子書籍だと目が滑って読めないときがあるのも理由のひとつ。紙の本だとすらすら読めるのに、ディスプレイだとまったく読めない日は少なくありません。
ならば楽しく読める紙ほういいな!と紙の本を選んでいます。
実際に買い直した本はもはや「推し」
本を読んだり手放したりを繰り返す中、もちろん買い直した本もあります。
推しの本なのでいくつか紹介します。
幸せになる勇気
発売されてすぐに紙で買って読み、しばらくは手元に置いて読み返していました。
しばらくして満足したので手放しましたが、最近になってまた読み返したくなりkindleで購入。殿堂入りの典型的な例です。
ティール組織
紙の本で買って、人に譲って、その後「やっぱり読みたいな〜」とkindleで買い直した本。
手元に置くには分厚かったのも書い直した理由のひとつです。
自分の仕事をつくる/自分をいかして生きる
例外的に、kindleで発行されていないので紙で持って読み返している本です。
「どう仕事をしていきたいか?」を考える指針にしていて、定期的に読み返しています。最近は2冊目をよく読んでいる。
基本的に本は売ることを前提にしているため書き込みませんが、この2冊だけはラインを引いたり、感想メモを書いています。そういうノートだと思っている節さえある。
好きなスタイルで読書を楽しんでいきたい
祇本好きの独特な読書スタイルを紹介しました!我ながら面倒なことをやっている自覚はあります。笑
ですが、試行錯誤の過程で、本を手放しながら読書を楽しむのも、一度紙で読んだ本をkindleで再び買うのも自由だと学びました。
どんなスタイルで読書をするかは人それぞれ。紙の本を買い続ける方も、すべてkindleで買う方もいらっしゃるでしょう。
紙の本 or 電子書籍の二者択一ではなく、自分に合ったスタイルでいいとこどりをしていきたいです!