読んだ本は忘れてもいい。楽しく無理なく読書習慣が続く理由
こんにちは、ゆう(@yuhlabo)です。
趣味でほぼ毎日何かしらの本を読んでいます。紙の本で読むほか、kindleの読み放題サービスも活用します。
そんな中、ふと「なぜここまで長く読書を続けられているのだろう……?」と疑問を覚えました。自分のことなのに。笑
この記事では、私が読書を続ける理由と、楽しく本を読み続けるための読書習慣の作り方について紹介します。
読書を続ける理由は2つ
私にとっての、本を読む理由は次の2つ。
- 新しい知識や経験の吸収
- ストレス解消
1つずつ深堀りしていきます。
理由1:新しい知識と経験を吸収する
私にとって、本を読む最大の理由は、新しい知識や経験を収集して、自分の糧にしたいからです。
本を読むことで、自分だけでは得られない知識や経験を得られます。
生きる時代や境遇が違う人たちの体験や、現実には経験し得ないファンタジー・SFの世界も本を通じて体感できます。
本を読む中で、知らない単語や、今まで思いつきもしなかった考え方がひとつでもあれば目的は達成です。なので、本の内容は忘れてもいい。新しい知識や経験を収集した事実は残ります。
食事を摂るように、あるいは血肉にするように本を読んでいるとも言えます。
理由2:ストレス解消
また、読書自体がストレス解消にもなっています。
何かに没頭する時間は、日常の煩わしさや心配事から一時的にでも離れ、自分自身を解放してくれます。私の場合、没頭する先のひとつが読書です。(もちろん他もあります!)
正直なところ、本を読むという手段が目的になっている状態だと自覚していますが、趣味だと開き直っています。
無目的に読書する時間も悪くないものです。
読書習慣の作り方
読書を続ける理由は明確になりましたが、実際に本を読む習慣を維持できているかは正直まちまちです。
できるだけ毎日続けられるよう心がけていますが、1日1〜2時間も読む日があったかと思えば、1週間ほど読まない時期もあります。
そんな中、読書の習慣は次のように維持しています。
1日10分でいいので読書の時間を確保する
1日最低10分は読書の時間を取ります。
ハードルをできる限り下げ、いっそ10分に満たなくとも、最低1ページ、いや1行でも読んだらOK!としています。
経験則としては、読み始めたら15分くらい経過していることが多いです。
また、読書の取りかかりやすくするため、読みかけの本はあえて目につくところに出しっぱなしにします。
さっと手に取って、いつでも読める状態にしておく。雑誌を読むような感覚でページを開けるのが理想です。
複数の本を並行して読む
基本的に複数の本を並行して読みます。1冊ずつ読むことはほとんどありません。
kindle unlimitedに登録しているときや図書館で本を借りたときは、5冊くらい並行して読みます。
1冊だけ読んでいると、本がおもしろくなかったときに手が止まり、読書習慣自体が消え去ってしまう。そうならないよう、あえて分散して読み進めます。
おもしろくなければ途中でも読むのをやめます。「おもしろくないなあ」と思いつつ読む本ほどつまらないものはないですからね……。
並行して読むため、他の本の内容を忘れることも少なくありませんが、読んだ本のことは忘れてもいい!と割り切っています。
一度読んだ本は忘れてしまう
もともと本を再読する習慣がなく、大半は読んで満足して終わりです。
本を読み返さないのは、読んで忘れてしまってもいいと考えているからです。
読んだ本の内容は忘れてしまってもいい。むしろ一度忘れたい
特にビジネス書などは、自己成長を目的として読み始めます。
ただ、読んだ後は内容を忘れてしまう。それでも構いません。
振り返りのため読了直後に再度読み返したりはしますが、読み終えた本は、ほぼ例外なく本棚の肥やしになる。そのため、読んだ本はすぐ手放します。
「読み捨てている」と言われても反論はできません……。実際、読み捨てているような読み方をしているのは否めません。
ただ、読書を続ける理由が
- 新しい知識や経験の吸収
- ストレス解消
である以上、読んだ内容を必ずしも覚えておく・実践する必要もない。そう割り切っています。
一度読んだ本と再会したときの嬉しさもある
むしろ最近は、一度読んだ本の内容を忘れるのが大事とすら思い始めています。
一度読んだ本に再び出会ったときに心が動く。お気に入りの本なら、久しぶりに友人と再会したような嬉しささえ覚えます。
kindle unlimitedで読んだ角田光代さんの旅エッセイ「いつも旅のなか」を書店で立ち読みしたときに、
あっこの本は前に読んだな!!?!
と気づいたときの喜びは忘れられません。
そんな劇的な出会いではなくとも、新しく読んだ本に記憶を刺激されて、ふいに昔読んだ本の内容を思い出すと嬉しくなります。
忘れていたと思っていても、意外と覚えているものです。
楽しく無理なく読書を続けていこう
読書を続ける理由と、読書習慣の作り方について紹介しました。
新しい知識や経験を吸収したい気持ちが、本を読む大きなモチベーションになっています。そして、読書に没頭する時間は、日々の煩わしさを忘れられる貴重な時間です。
ただ、読書が苦痛になってしまっては本末転倒。しんどいときは無理に読書をしないのも大事です。何に限った話でもないですね。
これからも楽しく本を読み続けていきたいです!