個人開発のアプリに見つけた「あなただからこそ!」の働き方
こんにちは!ゆう(@yuhlabo)です。
副業や複業というキーワードが一般的になり、10年前ではできなかった働き方も可能になりました。
しかし、会社で働くこと・個人で仕事をすることを比べると、それぞれできることが異なります。
具体的に何が違うんだろう? どうしていけばいいんだろう?
それらの問いに向かうためのヒントが、個人開発のスマートフォンアプリにありました。
長く使い続けているスマホアプリの共通点を考えた
Android・iPhoneが共に普及した現在、文字通り、星の数ほどのスマホアプリが存在します。
アプリストアを見てみると、同じ機能・似た機能を持ったアプリはとても多いです。
タイマーアプリひとつ取っても、数十〜数百ほど数えることができます。
私が気に入って、長く使っているスマホアプリは以下の通り。
- お気に入りのタイマーアプリは ListTimer
- Twitterクライアントは FasPos
- メトロノームアプリは Smart Metronome & Tuner
これらのアプリの共通点は、その機能性以上に、
アプリの制作者個人が垣間見えることだと気付きました。
アプリの紹介もしたいのですが、それはまた別の機会に……!
個人制作アプリの明暗を分けるものは「人の要素」
さて、似た機能のアプリが山ほどある中、何をもって、使う・使わないを判断するのか。
最初にアプリをインストールする理由は「機能性」です。
自分のやりたいことにマッチしているアプリや、困りごとを解決できるアプリをインストールします。
一方、そのアプリを継続して使い続けるかどうかの明暗は、人に付随する要素、つまりは
- アップデートの細やかさ
- 不具合への対応スピード
- ユーザー案内の丁寧さ
- 中の人(アプリ制作者)の評判や親切さ
というような個人への評価も、少なからず関係してくるように思うのです。
会社ではできないこと、個人だからこそできること
スマホアプリに限った話ではありませんが、
- 会社でできること
- 会社ではできないけれど、個人だからこそできること
は全く異なります。
会社では、お金・時間・労力といったリソースを、大きく使って事業を進められます。
たくさんの人と関わり、不特定多数に向けてコンテンツを展開するのもよくある話です。
スマホアプリの話に戻すなら、便利機能全部盛りのアプリだって出せるでしょう。
そんなものが出たら、個人アプリはあっという間に淘汰されてしまいます。
一方、法人(会社)という集合体による制限で、個人はどうしても「法人の一部」になってしまう。
そのため、個人を出せなくなってしまうこともままあると思います。
会社名義でリリースするアプリの開発で、個人アプリ開発と同じノリで動くのは難しいんだろうな……と想像できます。
そのように考えてみると、小さな実験を繰り返せるのは、個人ならではの強みです。
「〇〇さんだから選んだ」「〇〇の人だから選んだ」という言葉は、会社の仕事ではあまり言われません。
個人で動くのであれば、「あなただからこそ!」という評価を狙っていけるわけです。
どちらか一辺倒じゃなくて、バランスが大事なのかも
副業や複業というキーワードが一般的になった今、20年前、10年前ではできなかった働き方も可能になりました。
会社で働くことと、個人で仕事をすること。もちろん、どんな働き方を選ぶかは自分次第。
うまくバランスを取りながら、お気に入りのスマホアプリのような
「あなただからこそ!」
と言われる仕事をやっていきたいなあ、と思いました。