エッセイ

みんなすごい…とめげた時「みんな」に自分を入れてみた

ゆう
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世の中の人たち、みんなすごい。
そんな風に周りを見てしまうことも多いです。

ただ、この「みんなすごい」の「みんな」の中に、自分も入れていいんじゃない?
そんなことを考えています。

特撮番組を作る人たち、それぞれのすごさ

私は、特撮番組がとても好きです。
特に毎週日曜日、スーパー戦隊シリーズと仮面ライダーは欠かさず見ています。

特撮の現場って、役者以外にもプロの人たちがたくさんいます、

スーツアクター(変身後の姿を着てアクションする人)、役者のマネージャー、脚本家、メイクさん、大道具や小道具の人、ロボ戦のジオラマを作る人、企画会議の議事録をとる社員、おもちゃをデザインするデザイナー、おもちゃを製造するラインをメンテナンスする人、などなど。

彼らが協業することで、子供から大人まで楽しめるような、1つの作品が完成する。

ということは、偉大な特撮作品に関わる人たちはみんなすごい!
これに限った話ではなく、世の中の人たちが、
少しずつ自分の外に影響を与えあっていて、何かしらみんなすごい!

この「世の中の人たち、みんなすごい」の「みんな」の中に、
自分も入れていいんじゃないんですかね。

今までは「みんなすごい、それに比べて私は……」と考えがちでした。
しかし、おそらくそうではない。
「自分のことだから見えていないだけ」と考えても、いいのではないでしょうか。

お笑いに見る、努力とすごさの方向性

別の方面で最近すごいと思ったものは「お笑い」です。
人を笑わせるって、いざやろうとすると、私にとってはとても難しい。

同居人と飲みに行くときに「おごってほしい」と伝えたら
「笑わせてくれたらいいよ」と返されたことがあります。
本当に何もできず、いつもどおりの割り勘になりました。

その時に思い出したのは、テレビで見ている、お茶の間を笑わせている人たち。
思いつきであんな風に面白いことを言ってるだけじゃないんだなーと痛感したのです。

個人にできること、努力できること、頑張れることは、人それぞれ異なります。
ただ、求人市場や仕事内容、会社の部署の関係で、同じところに同じような人がいるだけ。

そういう場所では、自分の「すごい」も見えなくなってしまいます。
場所を変えれば、今持っている技能が活きる可能性も、十二分にあるんです。

「みんなすごい」に自分をぶち込め!

毎日仕事や生活でダメージを受けて、めげてしまうこともあるでしょう。
そんなときに、「みんなすごい」「みんな」に、強制的に「私」をぶち込んでみる。

脳内イメージでいいのです。理由なんて考えなくてもいい。むしろ考えちゃだめ。

根拠のない自己肯定感は、ほんの少し、自分の足どりを軽くします。
少しだけ、前を向いて歩けそうです。

ABOUT ME
ゆう
ゆう
情シス正社員から転身し、リモートワークの複業コーポレート&ビアバースタッフのパラレルキャリアを実践中。ITツールやアプリを活用して、個人のタスクとプロジェクトを管理しています。フレンチトーストとクラフトビールが好き。
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