アウトラインはいきもの(Dynalist備忘録)
ここ数ヶ月、個人的にもっとも使っているツールが、アウトライナー「Dynalist」です。
アウトライナーについて書いたメモを、備忘録として残しておきます。
2020年、もっとも使っているツール「Dynalist」
アウトライナーは、階層構造を持った文章(アウトライン)をつくり、編集できるツールです。
キーボードショートカット等の操作により、自由に・簡単に文章の階層を動かすことができます。
アウトライナーの主な機能については、Tak.さんのnoteより引用。
1. アウトラインを視覚的に表示する機能。常に階層関係を維持した状態で編集できる。
2. アウトラインを折りたたむ機能。ある項目から下の階層を非表示にできる。
3. アウトラインを入れ替える機能。項目の順序や階層をマウスやキーボード操作で容易に入れ替えることができる。ある項目を移動させると、その下位の項目が(たとえ折りたたまれて非表示の状態でも)いっしょについて移動する。
piece 1:文章は書いてみないとわからない(Tak.)
私の場合は、日々のメモ、思考の整理、ミーティングの議事録、個人的なプロジェクトの記録、長いスパンでのタスクの管理などに使っています。
昨年12月、うやまるさんに教えていただいて、アウトライナーを使い始めました。
タスク管理にアウトライナーを使う利点
タスク管理ツールとしてアウトライナーを使う人も多いと聞きます。
たしかに、アウトライナーでのタスク管理には大きな利点があります。
タスク管理において個人的によくあるケースが、次のような内容。
「これ、単発のタスクだと思っていたけど、実際は大きなプロジェクトのひとつだった……」
「このプロジェクト、別案件の子プロジェクトで取り扱ったほうが動かしやすいな……」
これらの後には「でも、そんなに柔軟に組み替えられない!」が続きます。
単発タスクだと思っていたら、実際は大きなプロジェクトのひとつだった!
といったケースは、Trelloなど既存のタスク管理ツールだと厄介です。
(うまく対応している人がいたら私が知りたい)
新しいプロジェクトの階層を作って、対応中のタスクに関する階層を、その下に入れてしまえばいいはずです。
アウトライナーなら、そのようなケースにも比較的対応しやすいように思います。
自分が使うアウトラインを進化させたい
自分の使っているアウトラインを整備したい気持ちが高まっています。
現在のアウトラインは、ちょっとロジカルというか、あまり面白みがない。ワクワクしない。
自分のアウトラインが手に馴染んでいない感覚がある。
そういった状態は、Dynalistが悪いのではなく、自分の使い方に課題があるのでしょう。
柔軟に階層の間を行き来する。
アウトライナー上の階層たちを、生き物のようなイメージで取り扱う。
そこに「使う側の意志」は、あるようでないのかもしれない。
生き物のようだとしたら、最終的には最適な形に収れんするのでしょう。ちょっと楽しみです。
アウトラインを自分のものにする。
そんな感覚がつかめると、アウトライナーはより使いやすくなっていくのだろうな、と実感しています。