人生の「強制イベント」を面白がる勇気
もし、あなたが会社員なら、少し想像してみてください。
- 急な人事異動を言い渡されたとき。
- 会社の体制が変わります!と急に言われたとき。
あなたは、この状況を、面白がることはできますか?
本意でない「強制イベント」は、必ず発生する
毎日生活していれば、自分の意に沿わないイベントも、そこそこの頻度で発生します。
会社員としての生活を送っていれば、こんなことも考えられます。
- 明日から君は異動してあの部署に行ってね!と言われる
- 1か月後に社長が交代します!会社の方針も変わります!と発表される
- 半月後に上司が複数名退職します!と急に言われる
もし、あなたが会社員でなければ、似たような状況を想像してください。
一例として、次のようなものが挙げられます。
- 所属する団体のトップなどが変わる
- 昔からの仲良しグループに、急に新しい人が入ってくる
- 家族の転勤が決まる
強制イベントに出くわしたときの反応
さて、そんな「強制イベント」が発生したとき、あなたは、とっさにどう考えますか?
- めんどくさい
- やることが増える
- 今まで作ってきた(慣れてきた)心地よい空間が変わるのは嫌だ
そう思っているなら、試しにその状況を、「面白がって」みてください。
「面白がる」がピンとこないのであれば、心の中で、こう言ってみてください。
「盛り上がってきた!!」
- 上司が急に辞めるらしい!盛り上がってきた!!
- 会社の方針が変わると聞いた!盛り上がってきた!!
ちょっと楽しくなりませんか?
めんどくさいと思うのは簡単
人間という生物は、生存のために、現状維持を強く保とうとします。
そのため、外部からの強制イベントに「めんどくさいな……」と思うのは、自然な反応です。
しかし、「めんどくさい」と思って動かないばかりでは、人は衰退していく一方です。
その先に成長はありません。
意に介さないタイミングでやってきた強制イベントも、うまく踏み台にして、自らの成長に使う。
そのためのパワーワードが「盛り上がってきた!」です。
おもしろがるのに必要なのは勇気だけ
嫌だなあ、めんどくさいなあ。
とっさにそう思うようなイベントが発生したとき、その気持ちをぐっと喉元で留めてください。
そして、能動的に「盛り上がってきた!」と考え、許されるなら、こっそり声にも出してください、
私たちは、発生したイベントに対して、どんな反応をするか?をいつでも選ぶことができます。
責任という言葉は英語で「Responsibility」と書きますが、その語源は、response(反応すること、応じること)+ability(能力)だとも言われています。
となると、どんな反応をするか?を選ぶのは、「自分の生き方に責任を持つこと」でもある。そう信じて、私は今日も「盛り上がってきたー!」と考えていきます。
あなたは今日、どうしますか?
お読みいただき、ありがとうございました!