文章を書くことと筋トレは、意外と共通点が多い?という話
文章を書くこと(ライティング)は、筋トレと同じだと実感しています。
いくつか共通点があるなあと思ったので、まとめてみました。
私自身、ブログの更新頻度を下げたら、一気に文章が書けなくなりました。
この記事もヒーヒー言いながら書いています。アウトプット筋肉を取り戻すのだ。
文章を書くことと筋トレの共通点3つ
1. やればやるほど力がつくこと
文章は、書けば書くほど、その能力が上がっていきます。
なめらかに言葉が出てくるようになり、自分の思いを表現することへのハードルは下がっていきます。
PCで文章を書くなら、タイピングのスキルも一緒に向上していくので一石二鳥です。
言葉や表現のレパートリーも増えるし、分からない言葉を調べたりもします。
とはいえ、ブログを書くために、そんなに難しい語彙は必要ないとは思いますが……。
筋トレも、毎日正しい方法でトレーニングを重ねていけば、筋肉がついていく。
同じようなものだと思います。
2. 書くのを休むと、一気に書けなくなること
前述の項目とは逆に、書くことを休むと、あっという間に文章を書けなくなります。
厳密には、あっさりと書き方を忘れるような感覚です。
「昔取った杵柄」ということわざがありますが、スポーツ競技や職人の技術とは違い、文章の書き方はすぐに抜けていってしまうのです。
文章を書くことを再開したとしても、以前は難なく書けていた分量の記事が書けなくなっている状態。
フラストレーションが半端じゃないです。
筋トレを怠ると、筋肉が衰えますよね。同じことです。
特に腹筋は、筋肉がつきやすいぶん、落ちやすくもあると聞いたことがあります。
3. 適切なインプットも必要
栄養摂取や栄養補給の観点。文章を書くにあたっては、適度なインプットも大事です。
- 本を読む
- 他人のブログ記事を読む
- 自分が以前書いた文章を読み直す
それ以外にも、実地で経験を積み重ねることもインプット。
そのインプットを元に、「書く」という形でアウトプットを積み重ねていくことができます。
筋トレも、トレーニングをするだけではなく、プロテインを飲んでタンパク質の摂取が欠かせません。
それと同じように、自分が納得できる文章を書くためには、より多様なインプットをしておく必要がある!というのが、私の持論です。
文章を書くことと、筋トレの異なる点
とはいえ、文章を書くことと筋トレを比べたときに、明らかに異なる点もあります。
文章を書くという行為は、筋トレのように超回復を待つ必要がありません。
激しい運動をすると筋肉は一時的にダメージを受けますが、ダメージから回復する際、適切な休息や栄養をとると筋肉が強くなります。これが「超回復」です。
具体的には、運動後約24~72時間の休息を取ることで、傷ついた筋肉細胞が回復し、運動をする前よりも筋肉の総量が増加するという、筋肉のメカニズムのことを指します。
筋トレは、筋繊維を破壊→回復させることで筋肉を大きくしていく手順で行います。そのため、上記のような超回復は欠かせません。
一方、文章を書くときは、超回復なんて概念はありません。毎日書いてもいいんです。
むしろ、毎日書いたほうがいいくらいです。習慣になりますしね。
毎日取り組んで、自分を鍛えていこうな!
文章を書くことも、筋トレも、「継続は力なり」を分かりやすく実感できる取り組みです。
習慣として継続していくことで、自信もついてきます。
挫折しても、中断しても、また今日からもう一度始めればいい。
そんな気持ちで、筋トレも文章を書くことも、楽しく続けていきたいです!