短期的なタスク管理は手書きが最強説。ツールと共に思考モードを使い分ける
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こんにちは、ゆう(@yuhlabo)です。
さまざまな方法でタスク管理を試してきましたが、短期的なタスク管理なら手書きが最強なのでは?と考えるに至りました。
PCやスマートフォン、紙のノートにはそれぞれ役割があります。便利だから!と全てをアプリにまとめるのは、必ずしも自分にとって最適解ではないかもしれません。そんな話。
タスク管理をどれだけやっていても、集中できない日はある
過去にさまざまな記事に書いているように、タスク管理はそこそこ試行錯誤しています。便利なアプリを使ったりやめたりしながら、自分なりのシステムを組み上げてきました。
今でも使っているのは次の5つです。
- Todoist
- TaskChuteCloud
- アウトライナー(Dynalist)
- Notion
- Evernote
しかし、日々作業をしていると、集中できない日もあります。
PCを開けばTwitterなどのSNSに脱線し、いま見る必要のないWebページを読む。Webマンガも読み始める。ソファに座ってiPadでマンガを読み始めた日にはもう終了です。(脱線防止アプリ「Forest」もあり、スマートフォンは比較的さわらずに済んでいます)
そんな脱線ばかりの日が何日も続くと、
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分には何も成し遂げる力がないのでは…………
とさえ考えてしまいます。自分で脱線しているのに。
紙のノートに今やることを書き出したら、作業が進み始めた
そんな状況から立ち直りたい……と試行錯誤したのち、至極シンプルな方法に辿り着きました。「紙のノートにタスクを書き出す」です。
手順は至って簡単。
- 紙のノートに、そのときやりたいこと・やるべきことを書き出す
- ノートを開いて、常に見えるところに置く
- 上から順番に着手する
- 完了したらペンで横線を引いて消す
このデジタル全盛期に紙……?とも思いましたが、この効果は侮れないのです。
紙のノートは、長期的なプロジェクトを管理するにはあまり向いていません。しかし、1日や半日、数時間の単位でやるべきタスクを書いていくには、実はとても相性が良いのです。
完了したタスクにペンで線を引いて消せるのは爽快で、PCでのクリックや、スマートフォンをタップしてタスクを完了させるのとはまた違った感覚を得られます。何より、常に見える場所にタスクがあるのは大きいです。
タスクを書く場所は1冊のノートにまとめます
ノートは用途ごとに分けず、B6サイズのノートを1冊に全ての手書きメモを集約しています。付せんやブロックメモは一切使っていません。
Todo整理、思考のアウトプット、らくがき、仕事中のメモ(情報漏えいにならなように気をつけています)など。すべてが1冊のノートと1本のペンだけで完結します。お気に入りのノートを見つけると、紙に書くのも楽しみになりますね!
現在はカキモリのオーダーノートを使っています。普段ノートを使わない方は、無印良品の「短冊形メモ チェックリスト」を使うのもよさそうです。
カキモリのオーダーノートについては以下の記事にまとめています。
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ツールと共に思考のモードも切り替えていってるのかも
Todoistなどのアプリでも、手書きと同じようにタスク管理はできるはずです。でも、タスク管理アプリではうまくいかず、紙とペンで書き出すと回り始める。この違いは何なのでしょう。
仮説の域を出ませんが、PCを使っているときと手書きでは「思考のモード」が違うのでは?と考えています。
各ツールにはある程度の役割が規定されていて、主に次の役割を担っています。
- PC:仕事・他者とのコミュニケーション・文章系のクリエイティブ(ブログや小説)
- iPad:文章以外のクリエイティブ(絵・音楽)・読書(kindle)
- スマートフォン:突発的なメモ・日常で使うツール類(カメラや決済アプリ等)
- 紙のノート:短期的に頭の中を整理するときの吐き出し場所
移動中などに思い出したタスクは、スマートフォンのアプリでさっとメモする。それらのタスクを、定期的にPCで整理し、いつ着手するかを計画する。計画したタスクを「いざやるぞ!」と意気込む場面で、タスクを具体化・細分化してノートに書き出す。
それぞれのツールとともに思考モードを切り替えながら、状況を前に進める力を得ているのかもしれませんね。
デジタルツールをうまく併用しつつ、最適なかたちを探っていくぞ
とはいえ、タスク管理アプリを手放そうとは全く考えていません。それぞれのアプリも便利に使っていますし、今後も続けていくでしょう。
デジタルとアナログを往復し、複数のツールを状況に合わせて使い分けながら、タスク管理を自分なりの最適なかたちにどんどん作り変えていきたいです!
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