「普通」にも「特別」にもなれなかった、あなたと私へ
過去の自分が「自分を奮い立たせるため」に書いた手紙を、ふと読み返す機会がありました。
過去、私が私に向けて書いた手紙
過去といっても割と最近で、半年ほど前のこと。
特別に憧れながらもそうはなれず、
かと言って普通にも馴染めない、
中途半端な立ち位置でもがき、悩んで、
どうすればいいか分からなくなっていた時。
当時、お風呂上がりにふと思い浮かんだフレーズを、髪も濡れたままで、一気に書き起こしました。
そんな「自分を奮い立たせるための手紙」です。
読み返してみれば、今の私も力をもらえる言葉が、たくさん並んでいました。
そんな手紙の内容を、ここで出会ったあなたと、今後この文章を読み返す私のために、ここに残しておきたいと思います。
「普通」にも「特別」にもなれなかったあなたへ
世間一般で言われる「当たり前」「普通」になじめない。
かといって、奇才や天才と呼ばれるような「特別」にもなれない。
「普通」には、中指を立てつつも、羨ましさを感じている。
「特別」には、手が届かないことを知り絶望している。
その間で悩み、もがき、時には笑うあなたと、私へ。
価値とは「人と違うこと」ではなく「あなた自身であること」だ。
必要なものは、「あなた自身であること」を認める勇気だ。
「人と違うこと」に価値を置いている限り、
他人と自分を比較して、相対評価をし続けるだけだ。
世間と自分の感情の不和も。
かといって、出る杭のように突出できないジレンマも。
近い年齢で、特別な活躍をしている人への嫉妬も。
凡庸な自分を認められない劣等感も。
それら全部が、「あなた自身であること」だ。
「普通」への懐疑心を捨てろ。
「特別」への執着も捨てろ。
あなたは、あなたのままで前に進め。
あなたに対しての絶対評価は、あなたにしかできない。
「あなた自身であること」を認めたときに、見える景色が変わる。
難なくやれている事こそが、自分の個性だと知る時が、必ず来る。